叔母が亡くなって、あっという間に1年が経ちました。
とても波瀾万丈な人生を歩んだ人で
辛いことも多かったはず。
健康面でも、あらゆる病気を1人で抱えてしまっているような感じで
人生の後半は、病院とは切っても切れない生活でした。
人生最後の数年は、病院や介護施設で過ごしていた叔母。
コロナ禍だったこともあり、面会はほとんどできず
妹である私の母が彼女に会えたときにはもう意思疎通は取れなくなっていました。
久しぶりの再会に、少しだけ気持ちを弾ませていた母の
帰宅後の寂しげな表情がとても辛くて。
寒い時に、羽織ってもらおうと思い、叔母に似合いそうだと選んだカーディガンを渡すことなくそのまま持ち帰り、それからまもなくして亡くなった叔母と一緒に焼いてもらっていました。
家族や身内でも自由に面会できないって
あれ、なんなんですかね。
これからそんなことがずっと続くのかな……。
叔母だけでなく
高齢になり施設で過ごす人がまわりでも多くいて
色々、考えることが多くなりました。
別の叔母さんも、施設に入ったっきり
子どもとも面会もできず過ごしています。
自分の親だって例外ではないだろうし
いつ病院や施設にお世話になるかもしれない。
何が正解なのか、どれも正解ではないのかわからないけど
大事な人と自分が健康で元気に過ごせるように
日々、勉強中です。
楽しいことも多くあっただろうけど、寂しくて辛いこともたくさんあったおばちゃんが、苦しみから解放されて、楽に過ごせてればいいなぁって
今は思っています。