とあるちょっと嫌なニュースで思い出したことがあって……
もうはるか昔の子供の頃なんだけれど
お正月に親戚の方達からお年玉をいただくじゃないですか。
お正月じゃなくてもおばあちゃんからお小遣いもらったりとかね。
わたしは子供ながらに、お金はしっかり管理しなければいけないとなぜか思っていて
『誰々から○○円もらった』
と言う記録を密かに残していたんです。
肝心のお金はどうしているかと言ったら、全部母親に渡してました。
少しは自分のお小遣いにしていたのかもしれないけど、基本全部。
である時、その記録したメモをもとに母に「お金を返して」と直談判をしたんです。
そしたらうちの母
「あんたにどれくらいお金を使ってると思ってんのよ!?」
思いっきり逆ギレされたんですよね……。
ひどくない?
え?ひどくない??
結局預けたたものは1銭も戻って来ず。
ショックを受けたチビののは、その後自分の銀行の通帳を作ってもらい、コツコツそこに入金していくようにしました。
まぁね。子育てにはお金かかりますからね。
わかりますけどね。
でもまだ幼かったわたしには結構ショックな出来事だったようで、今でもふと思い出したりしています。
ずーっと、胸にモヤモヤはあったんだろうけど、特に抗議することなく大人になり
結構最近それを母に伝えたところ
「え?そんなことあったっけ??」
と大笑いしていました(笑)
チビののが、貰ったお金を記録していたことに驚いてたけどね。
母には伝えてなかったから。
案外、そんなものなんですよね、過去って。
誰かにとっては大事なことでも、他の誰かにとってはどうでもよいこと、すっかり忘れてる。
生きるにはお金が大事だって思って生きてきたし、自分のお金は自分でも守らなきゃいけないって思ってきました。
歴代のパートナーにも自分がどれだけ貯金しているのとか資産は絶対教えなかった。
もちろん親にも。
教えたら何か奪われるんじゃないか?みたいな恐怖心がどっかにあったんですよね。
そんなこと言いつつ、しょうもない男にしょうもないお金を使っていたしょうもないわたしだった時代ももちろんあったわけで(笑)
勉強代と称した散財というか無駄遣いというかお金をドブに捨てたというか
何の発展もないお金の使い方も散々してきたなぁなんて
たまに思ったりもします。
あの無駄遣いがなければ今頃いくらいくら残ってたのになぁとか、たまに考えたりするぐらいお金に対しての執着が結構強い(笑)
病気したり何か日常とは違うトラブルが起きると、お金の重要性を改めて認識することが多くなります。
お金で解決できない問題も多いけど、解決できる問題もけっこうあるな……って。
お金は大事だぞ~っと。